ワシントンDCのパンク／ハードコアシーンを追った本。写真中心。80年代をメインにしています。
20年程前にNYで購入したもので、非常に貴重なものです。

本書は、1979年から85年までのアメリカ合衆国・ワシントンDCにおけるパンク・アンダーグラウンドシーンをまとめた貴重な写真集。DCとパンクと言えば、インディーズ・レコードレーベル「ディスコード・レコード / Dischord Records」が思い起こされます。80年代半ば以降は「フガジ / Fugazi」を要して、その影響力を絶大なものへと成し得ましたが、こちらはそれ以前の、盛り上がりを見せ始めた頃のまさにインディーズメインの時代の貴重なパフォーマンスが収められています。写真は、ディスコード出身のCynthia Connollyのほか、Sharon Cheslow、Leslie Clague、Ellie Moran、Tiffany Pruitt、Bert Queiroz、Sarah Woodellといった女性写真家が撮影したものがメインで、彼女たちの作品をコンパイルした作品集となっています。モノクロ図版がメインで、その他ポスターやフライヤーの複写なども随所にちりばめられた洒落たブックデザイン。