56年NY録音, #マルウォルドロン 名作”Left Alone”のプロデューサーとしても知られるヴァイブラフォン奏者 #テディチャールズ 自身名義の珍しい10人編成での元祖 #アバンギャルドジャズ と定義される名盤。#MJQ と同じ編成の”New Directions Quartet”名義で5作品をリリースし,その稀有な独創性,嗜好を察知した”Atlantic Records”監修者”Nesubi Ertegun”が”Miles Davis””クールの誕生”と連続性のあるコンセプトで作品創りを提案する。

快諾したチャールズは”Miles”とのアプローチの違いを明確にする為,ヴァイブラフォンと言う楽器をメロディックかつ,パーカッション的な役割と考え,”クールの誕生”は9人編成でヴァイブは入っていない事から10人編成とした。トランペッター”Miles”はトロンボーンとフレンチホルンを脇に添えたが,チャールズはギターとテナー,チューバを加える事で後の7楽器は全て同編成とした。

作曲家陣も #ギルエヴァンス #マルウォルドロン #ジミージェフリー と一流どころがアシスト。アルトの #ジジグライス テナーの #ＪＲモンテローズ ギターの #ジミーレイニー がいい仕事をしており,実験的でアカデミックなヴァイブラフォンが絶妙な匙加減で暴れており賛否両論あるが,色々な意味で傑作であり名盤と位置づけらる作品。こちらは72年発売,Atlantic高音質(P6054)リマスター日本盤です。オリジナルと遜色ない立体感と奥行きのある音像で定評のある1枚。

* 注意点 必ずご確認ください。
盤面状態良好ですがジャケットの裏面にシミございますので中古レコードにご理解のある方のみ購入をご検討下さい。

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