大変気に入っておりましたが、なかなか身に着ける機会もなく、コレクション整理の為出品させていただきます。

1871年、英国はバーミンガムにて作られた故人を偲ぶモーニング、そしてシグネットが掛け合わさった指輪です。
内側にはホールマークと、亡くなった方の名前とその年月日、そしてそれを忘れないと所有者の名前が彫られています。
石はブラッドストーン。所有者のイニシャル"T.S"が刻まれます。

19世紀後半、考古学スタイルジュエリーのリバイバルもあって、代表的な技法であるグラニュレーション(粒金細工)を踏襲したデザインで石を囲んでおり、またアームの太さに関しても当時の流行をくんでいます。
19世紀後半では金も大変高価であり、こういったK18素材を存分に使った指輪は貴族だけのものでした。現代のK18と比較して金の色味も濃いです。
ブラッドストーンの深緑色と金色のコントラストが素晴らしいです。
120年以上前の指輪でこれ程の雰囲気の物はなかなかないと思います。
歴史的価値のあるものです。

・サイズ　11〜12号
・素材　　K18
・重量　　約7g(キッチンスケールの為目安とお考えください)

高額なものとなりますので、気になる事は何なりと質問ください。
リングケース付き。
ご検討よろしくお願い致します。


カラー···ゴールド

号数···11号

付属品···箱(袋)あり/ギャランティーなし

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