◾️2024年祇園祭◾️
郭巨山の粽です
購入が重複してしまった為、1束のみ出品です

⚫︎祇園祭
日本三大祭のひとつにあげられており、その歴史の長いこと、祭事がほとんど１か月にわたってくりひろげられるという大規模なものであることでひろく知られています。
また山鉾行事は、昭和54（1979）年、国の重要無形民俗文化財に指定されたほか、平成21（2009）年には国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産に登録されました。

⚫︎厄除け粽
笹の葉でつくられた疫病・災難除けのお守りで、「蘇民将来子孫也（そみんしょうらいのしそんなり）」の護符がつけられています。これは『備後国風土記』に残る蘇民将来の話に因んだものです。旅の途中、一夜の宿を求めた「素戔嗚命（すさのおのみこと）」を、蘇民将来が貧しいながらももてなし、そのお礼に授けられた「蘇民将来子孫也」の護符によって、その子孫は疫病を逃れ繁栄したといわれています。また、笹の葉は魔物が嫌うため、邪悪なものを祓う力があると信じられています。
寄進を受けた山鉾町では笹で「ちまき』を作ってお祓いを受け、尼除けの御守りとして返礼し、玄関口に吊すことによりその家の除けの御守りとなります。
今回出品の郭巨山の粽には、由来にちなんだ「金運開運の小判」を御守りとして添えており、数ある山鉾のなかでも唯一『金運向上』のご利益があるとされていることから大変人気の粽です。
厄除け粽は近年、材料のチマキ笹の枯渇や、チマキづくりの担い手が高齢化により減少していることが原因となり、販売数が激減してきています。
今年に至っては、販売時間の指定や購入数の制約はもちろん、数時間並ばなければ購入出来ないといった状況となっており、入手が大変難しくなってきております。