ヒロカワ製靴がスコッチグレインより以前に展開していたFREUDEN HIROKAWA（フロイデンヒロカワ）ブランドのタッセルローファーです。ブランド展開時期から推測すると1970年代以前のビンテージシューズになると思われます。現行のモデルと比較すると、ステッチの細かさや、ヒールがスコッチヒールというラバーの一体型ヒールではなく、皮革の積上げを採用していることでサイド面も見栄えがする点などが特徴です。
中古で取得しましたがサイズが合いませんでした。
【状態】
前所有者様が丁寧に使用されていたようで、致命的な傷みは見当たりません。アッパーはサイド面ボールジョイント付近に革が圧迫されたことによるひび割れが複数確認できます。一部は銀面が少し裂けた状態ですが、表面上のみで革自体は裂けてはおりません。経年による小キズやシミは複数あるとお考え下さい。
ソールはハーフラバーとリフト交換を施しています。元からに保護用の革が半張りされており、それをラバーに張り替えています。ベースのレザーソールには前述の革が貼られていた箇所に長年体重が掛かった事による凹凸の他、乾燥によるひび割れが若干ありましたが、ソールの張り替えをする程のダメージではありませんでした。ステッチも全周残っていました。
内部はロゴ印字のかすれや多少のシミがあります。
【サイズ感】
25.5cmでウィズは2Eとなります。普段スニーカーで26.5から27cm、革靴で25.5cmのDからEを多く使用していますが。こちらの靴は若干大きめでした。普通の厚さの靴下で着用すると、前部の収まりは良いのですが、靴が少し長いため後部かかと付近のホールド感が足りず歩行時少し抜けてしまいます。そのためハーフサイズ大きめの印象で26.0cmとしております。メジャー計測で長さ288×幅108×内部長さ266ミリです。
これらの状態やサイズ感に関し、印象には個人差があります。掲載の説明と写真で慎重にご判断お願いいたします。
専用の外箱は付属しません。