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△商品説明△



●古代エッチドカーネリアンビーズ2点

●画面左…横約15.7㎜・14.0㎜×縦約12.3㎜（水平×垂直）水紋紋様

●画面右…横約16.0㎜・14.0㎜×縦約13.3㎜（水平×垂直）亀甲紋様
やや傷、ひび割れ有り



商品管理番号：T120



カーネリアンに植物から採取した紋様を、アルカリ性の溶液で模様付けし表面加工してあるものを「エッチドカーネリアン」と呼ばれています。



このビーズは、およそ紀元前2600年～紀元前1600年前にインダス文明最盛期の特産品です。推定制作年代には諸説あります。（起源は今から3600年～4600年前のインダス文明期に遡る）ともいわれています。美術品としても価値のあるアイテムです。



この一種のエッチング（腐食加工）の技法により、文様を焼付けられたカーネリアンを一般的に「エッチドカーネリアン」「カーネリアンエッチドビーズ」などと呼んでいます。

エッチドカーネリアンはインダス文明以降にも製作されており、ひとつづつ正確な時代を特定するのは困難ですが、文様の希少性・美しさで、その価値が決まります。

インダス川流域に近いパキスタン・インド・ミヤンマーなどで主に見つかっています。



紀元前後から中世の頃までに作られた、珍しい意匠のエッチドカーネリアンをご紹介させていただきます。

品物は全て１点ものです。



エッチドカーネリアンは交易品として、遠くメソポタミア（過去のペルシア、現在のイラクあたり）まで運ばれていたといわれています。

エッチドカーネリアンは、天珠やとんぼ玉同様に多様な紋様が多くあります。希少価値の高いアイテムから、コレクターも多く珍重されています。