「壁の庭」ノート2
壁に描いてみたい。そう思ったことはありませんか。

“「あたいが、はりねずみを描いてもいい？」
ちびのミイが大声で聞くと、ムーミンママは頭をふりました。
「だめ、これはわたしの壁なんだから。」"

「ムーミンパパ海へいく」p，215
トーベ・ヤンソン 講談社

普段は「裁縫箱の毛糸を噛みちぎっていい？」「いいぜですよ」というような、なんでも子どものやりたいことはおやんなさいというスタンスのムーミンママが、古い灯台に住むことに馴染めず、灯台にあった画材で自分のための庭の絵を壁に描くというエピソード。

壁に描くのはなかなか思い切りが必要なので、箱庭のようなノートで試してみようと作ってみました。

壁を飾るような気持ちでコラージュしたり、時にはなにか書き込んでみたり、描き足したり。
ページは下が袋状になっているので、ビリビリ切り開いてなにか書き込んでもらうことも、このままなにか挟むこともできます。

【仕様】
A4 インク染め紙　8枚分(表紙抜き)を4つ折りにして綴じました。5つ穴綴じなので、より丈夫です。
インクはとても細かいパール状の粒子があって多少手につきます。
糸綴じ(蜜蝋つきの草木染め麻糸を使用)
綴じた上から刺繍リボンを貼って補強しています。
コラージュ帳としてもお使い頂けます。

注意
インク染め紙にはシワ、小さな破れ、穴などある場合があります。

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