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蘇漢臣 「秋庭戯嬰図」
故宮博物院パズル手紙セット　

紙製パズル(88ピース、207×147mm)、絵付き便箋、封筒、説明書(中国語と英語)セット

相手方に便箋で手紙を書き、バラバラにしたパズルと一緒に封筒に入れて送ると、相手の方は便箋に描かれた絵を見ながらパズル作成を楽しめます。

台湾台北市の国立故宮博物院で購入。アンティーク品、古いもので糊付けが取れて開いていました。未使用です。

蘇漢臣 「秋庭戯嬰図」(宋)

蘇漢臣（そかんしん、生没年不明） 開封の人(八大古都)。北宋末から南宋初の宮廷画家。子どもの画が得意。

子どもたちが遊戯を楽しむ場面を描く「嬰戯図」は、妙趣に富んで天真爛漫な世界に思わず微笑んでしまう以外に、干支や縁起物、そして祝福の意味が込められた品々が絶妙に組み合わされ、中国文化において象徴的な意味を持つ。

絵の中の庭園には、姉弟と思われる二人が小さな丸椅子を囲み、棗（ナツメ）転がしに夢中になっている可愛らしい姿が描かれている。近くの丸椅子と芝生には、回転台、小さな塔とシンバルなど精巧な玩具が散らばっている。背景部分の巍然とした太湖石、その周りを咲き誇る芙蓉と雛菊、前景に丁寧に添えられた露草といった要素の画面構成は、太湖石の陽剛な風格を和らげると同時に、秋という節気の魅力を存分に演出している。二人の遊んでいる棗そのものは、中国北地方の農産物として当時の江南地域では生産されていなかった。リアリティに長けた緻密な描写という宮廷院画の特質から、本作は徽宗の宣和画院の時期に完成されたものと推測できる。

人工的なおもちゃを広げて放って、自然の遊びに耽る姉弟の姿が可愛いらしくて好きで、子どもの頃から長く保管していました。どなたかお好きな方に大切にお送りします。

やはり手放したくないな、と思ったら出品取下げます。ご了承ください。

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