ロモLC-Aの原型として有名なコシナCX-2、それを西ドイツのPORST社にOEM供給したものが「PORST 135」です。



○状態

外観の状態は年代相応で、スレ傷や若干の塗装落ち等のダメージが散見されますが、致命的なキズや汚れ、アタリや凹みはありません。レンズはわずかにチリの混入がありますが、試し撮りをしてみた限りでは特段の影響はないように思いました。ファインダーにもチリの混入等ありますが、ファインダーから覗いてみたときの視界は概ねクリアで、使用時にストレスを感じるほどではないと思います。シャッター切れます。露出計(LR44電池2個使用。別売)も作動しており、「Auto」設定時において、正確な精度はわかりかねますが、明るさに応じてシャッタースピードと絞りが変化しています。絞り調整レバー及びゾーンフォーカスレバーもスムーズに動作しています。なお絞り調整レバーは、誤作動防止のため内側に押し込みながら動かす仕組みになっていますのでご注意ください。セルフタイマー動作しました。フィルムの巻き上げ、巻き戻し動作しました。



現状で以下2点の不具合を検出しております。



①レンズカバーを閉じた状態でも、シャッターが切れてしまう。

→本来レンズカバーを閉じているときにはシャッターがロックされるべきところ、カバーを閉じた状態でも、シャッターチャージをしてレリーズボタンを押下すればシャッターが切れてしまいます。



②フィルムカウンターの表示が不正確

→シャッターチャージをする毎に、本来は「0→1→2」と表示が1ずつ順算されるべきところ、「0→2→4」と表示が2づつ順算される。

(あくまでフィルムカウンターの表示上の問題で、実際のフィルム送りは1コマずつ動作しています。)



以上の通り、現状で2点の不具合を検出しておりますが、Autoモードも動作しており撮影はできました。



○商品について

画像1枚目下は本機による試し撮り結果です、ご参考まで。

シャッター、露出計等に関しては試し撮り時において動作しておりますが、シビアな正確さをお求めになる方のご入札はお控え下さい。

商品説明欄の記載事項以外については確認しておりませんので、ご不明点がございましたら事前にご質問欄よりお問い合わせください。



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