文字盤カラー···ホワイト

ベルトカラー···シルバー

お勧めのアンティークウォッチをご紹介致します。

ブランドはcitizenから、ペットネームエクセルデイトです。Excelと名前の通り（卓越する）と言う意味合いが込められたこのモデルは当時の若者向けに作られてはいましたが、角形の時計は総じて人気にはなりませんでした。

紳士でアダルトな雰囲気の醸し出すレクタンギュラー ケースに収められたムーブメントは国産の時計には珍しく角形のムーブメントを搭載しており、非常に珍しく尚且つケースは60年代の国産腕時計としては貴重なステンレス製となります。

デイト表示もセンスの高さを伺える場所に配され、丸型のサイクロプスレンズも合わさりなんとも言えぬ雰囲気です。

こちらは、裏蓋に保護シールが貼られたままの状態でしたがあまり見栄えが良くないので剥がしてあります。（剥がし切れてはいません。）

風防はオリジナルの肉厚なプラ風防で目立つような傷は見られません。明細はありませんが今年の8月にオーバーホールも終えてあります。リューズでの巻き上げ、時刻合わせ、カレンダーもしっかり機能します。巻き上げも重さはなく軽快に巻き上げられます。　

5振動の18000振動でアンティーク腕時計の醍醐味であるロービードです。ハイビートも良いですが耐久性やメンテナンス性を考えると間違いなくロービードの方が良いかと思います。

ベルトは中古のステンレスブレスをつけています。レザーも良いと思いましたがケースが綺麗なステンレスですのでブレスもステンレスで合わせてよりクールで知的な雰囲気になればと思い装着しています。

サイズも程よいサイズで年齢問わず腕馴染みの良いフィット感です。ゴールデンサイズだと個人的には思っています。

レクタンギュラー の腕時計は金無垢もしくは金メッキが多い中、気兼ねなく使えるステンレスケースと言う希少性は腕時計好きの方ならわかって頂けると思います。

国産の腕時計としては高いとは思いますが、oh済み、かつ数の少ない角形時計そしてデッドストックと言うファクターを加味してのお値段としています。

角形時計に入れるムーブは丸型で事足りるのですがそれをその角形のケースに合わせてムーブを作るのはそのブランドが技術力の高さゆえと言われています。

技術力のcitizenここに有りです。