『ルソンに消ゆ』高宮亭二

■ルソン島の戦い 人肉食 人食い兵 特攻隊 慰安婦

■アジア太平洋戦争 フィリピン マニラ ツゲガラオ



実家の書棚の整理品です。

必要な方がいらっしゃればと思い出品しました。



祖父が旧日本軍の将校であったため、太平洋戦争関連の書籍が多いです。

この本もルソン戦線において著者が当時の体験や日常を綴ったものです。

著者が亡くなられた当時の讀賣新聞の切り抜き記事（コピー）が挟んでありました。



しばらく様子を見て需要がなければ廃棄予定です。

傷・汚れなど古本にご理解のない方は購入お控え下さい。



【著者の紹介】

昭和15年、高文（高等文官試験）に合格。

京都大学法学部を卒業後、拓務省を経て軍隊入営。

陸軍主計将校としてフィリピン戦線に参加。



終戦後は大蔵省に入省。

大阪・堺の税務署長、高松・名古屋の国税局部長、中国・東海の財務局理財部長などを歴任。

退職後は名古屋相互銀行の常務などを務める。



晩年、多くの戦友を失ったフィリピンがどうしても忘れられず、

「いつか（友人らの眠る）フィリピンの土に帰りたい」とツゲガラオに移住。

その後は現地の小学校に教材を贈ったり寄付を行うなど、現地の人から慕われるも、

1980年（昭和55年）7月13日、ルソン島北部ツゲガラオ市の自宅にて自死。

かねてからの希望通りフィリピンの土に帰る。