山口武司
第130号

中古クラシックギターを沢山見てきた方なら何度か目にした事がある製作家で、個人でコツコツ製作していた人のようです。

出品のギターは1960年代半ば頃の普及モデルと思われますが、本格的な総単板モデルも手掛ける製作家だけあり、しっかりとした音と作りです。

トップはスプルース合板、サイドバックはローズウッド代替材のマメ科の合板です。
状態は、全体的に板割れはありませんが、サイドバック材に経年後の合板特有の表面荒れが観られます（サンドペーパーがけしてあります）。
ペグも古く、使用上支障はありませんが、ボタンネジの多少の曲がりやあそびがある部位があります。

この時代のスプルース合板は、樹脂ガチガチではなく音質も考慮したものが使用されているため、丈夫さと音質を兼ね備えており、
この時代特有のローズウッド代替材採用品も割りと人気があるようです。

山口武司氏の古き良き手工普及モデル第130号
をどうぞよろしくお願いします。

※標準タイプ　夕方調整、測定予定です。
全長：100.5センチ
弦長：64.3センチ
弦高：12フレット 6弦 3.8ミリ　1弦 3.5ミリ
ナット幅：51ミリ
ネック　:順反り

プチプチとダンボールで梱包して、発送の予定です。