2011年8月発売のstereo編「スピーカー工作の基本&実例集」の特別付録エンクロージャー・キットの組立です。
このエンクロージャー・キットは、先に発売された月刊誌stereo 7月号の付録スピーカーユニット・キットP800用のキャビネットでもありました。
ユニットも組み立てましたが、なぜかセンターキャップがつぶれたまま本棚の余白で埃を被っています。理由は忘れました。一度も箱には装着していません。
エンクロージャーの組立キットに興味があって購入しましたが、これが最初で最後となりました。
当方は地方という事情もあって、地元のHCの限りある板材の中からラワン合板またはMDFを選び、パネルソーで主要部分をカットしてもらい、残りを自身が丸鋸でカットし組み立てていました。精度の出来によっては組立に苦戦することもしばしばです。

この箱は、長らく押入に眠っていましたが、最近オーディオ関係を整理していることもあり、以下の通り少し手を加えて出品することにしました。
1 箱の面取りをしたこと。
2 サブバッフルを取り付けたこと。
3 吸音材を増やしたこと。
4 塗装をしたこと。
5 秋月電子で購入したユニットを装着したこと。

塗装は、ワシン のサンディングシーラーを塗って、その後、水性ウレタンニスけやきを4回ぬり、仕上げに水性ウレタンニスのクリアーを1回塗っています。写真では分かりにくいのですが、艶も出て、エンクロージャーとしての格も一段上がったように思います。
また、ユニットはこの箱に装着するつもりで、この2月末に東京に出張した際、秋葉原の秋月電子で１個300円で購入した北日本音響製です。YouTubeでもよく取り上げられる話題のユニットです。
音は、値段からすると反則と思えるほどしっかりと鳴ってくれます。噂に違わずお値段以上でしたが、低音はあまり期待できません。マグネットにFO2408HO 8Ω 10Wと印字されています。
また、箱は大きさが分かりやすいよう新書本を並べてみました。サイズはW110×H178×D118㍉（突起物を含まず）です。
デスクトップにピッタリではないでしょうか。
余談ですが、写真10のようにインシュレーターを置いてみると、見た目の印象も違ってくるかと思います。
以上、よろしくお願いします。