[完成品] ハセガワ製 １／７２スケール
日本海軍 局地戦闘機 『雷電』 ２１型
三菱航空機製
模型サイズ ： 全幅 ： 150mm 全長 ： 135mm 全高 ： 55mm

ハセガワ製の1/72のキットを組立、塗装致しました。塗装は主にエアーブラシによる吹付塗装です、塗装色は機体上面が三菱系海軍暗緑色、機体下面が三菱系海軍明灰白色、機体前方上面はつや消し黒色。機体内部は三菱系機体内部色です。プロペラはレットブラウン日本機プロペラ色、タイヤはつや消しタイヤブラックです。
あくまでも素人が趣味のなかで製作したものです。仕上がり具合は画像にてご確認ください。
尚、非常にデリケートな商品です。発送に際しては細心の注意を払って梱包、出荷致しますが、輸送途中で部品が脱落したり、折れたりすることもあるかも知れません。できれば接着等の簡単な補修がある程度可能な方の入札をお願いいたします。

[局地戦闘機『雷電』21型について]
昭和14年、海軍は陸上基地の防空用戦闘機として速度、上昇力、火力を重視した戦闘機『14試局地戦闘機『雷電』の開発を指示した。海軍機種略号は『Ｊ2Ｍ2』で、『Ｊ』は陸上戦闘機を示し、2番目に開発された機体です。1番目は13試複座陸上戦闘機（Ｊ1Ｎ1）でのちに改造されて『月光』（Ｊ1Ｎ1-Ｓ）となります。『雷電』は爆撃機用の大馬力大口径の発動機を搭載し、機体長さの４０％のあたりを最大直径とし、発動機前を絞り込んで、紡錘形の機体とした独特のずんぐりした機体形状をしています。そのため離着陸時の前方視界が悪い等の問題があった。また、開発途上での振動問題の原因がなかなか見つからず、非常に長い期間がかかった。その原因はプロペラと発動機の固有振動数による共振振動であることがわかり、プロペラの厚みや形状を変更することでようやく解決し、昭和18年9月より見切り発車で量産が始まった。正式採用はその一年後の昭和19年10月でプロペラを付け根近くまで太い高高度性能向上型に変更している。武装は20mm機銃×4丁。遊撃戦闘では東京に襲来したｂ-29爆撃機の遊撃において最も戦果を挙げている。