有田焼で古くから継続している、幸楽窯の透かし彫り 色絵竜田川 輪花型中皿を出品します。

透かし彫りとは

器面をポンスや剣先を使って切り抜き、穴を開ける技法を言います。歴史は古く、縄文時代から縄目文様と一緒に透かし彫りが見られています。
定番の技法ではありますが、切り抜きした穴を活かして視覚的な美としてアクセントを入れられます。

竜田川とは

紅葉の名所、竜田川を意匠化したものになり、江戸時代の名工野々村仁清の色絵竜田川文香合にも使われた文様です。流水に紅葉を散らした文様で、竜田川が紅葉の名所で古今集の和歌に詠まれた事に由来しています。
現代では色鍋島によく見られる文様ですが、江戸時代から継続して愛された文様の1つです。


本作品は透かし彫りになっていますが、これは手作業ではなく型による成形です。
また、竜田川は転写によるものではありますが、染錦と染付の流水、色絵の紅葉となっています。
季節は秋でなく、夏を表しています。

サイズは写真の通りです。

こちらは3枚とも使用跡による傷、1枚にヒビのような箇所(音もちゃんと響くため割れではありません。)、1枚に1箇所とれなかったシミがあります。中古品として傷や汚れありでお考え下さい。

新品未使用ではないため格安で出品致します。使用上問題はありません。

よろしくお願い致します。

素材···陶磁器/焼物

形···丸皿

アイテム 種類···中皿