〇芹沢銈介作 装幀
・今東光 「はぜくら」昭和３６年初版発行
箱に唐三彩を思わせる色調で船が描かれ、とても綺麗な仕上がりになっています。

・海音寺潮五郎「人斬り彦斎」昭和３６年
シンプルでありながら、奥行き感のある空間が素晴らしい仕上がりです。

どちらも芹沢文字で描かれた貴重な作品です。


○人間国宝・芹沢銈介とは◯
静岡県静岡市生まれ.
民藝運動の共鳴者でもあり、提唱した柳宗悦とともに日本各地を訪ね、沖縄の染物・紅型（びんがた）に出会ったことを契機に、型染めを中心とした染色の道を歩み始めました。
従来の染色の枠組みにとらわれない、新鮮で創意あふれる作品を次々と制作、「型絵染（かたえぞめ）」は芹沢が創始した技法で、作品の全工程を芹沢ひとりで手がけていた。こうした手法が、人間国宝認定の理由にもなったとされている。

その中でも、文字は芹沢の魅力の大きな位置を占めており、のれん、着物、屏風などの代表作には、漢字やひらがなを取り上げたものが数多く見られます。躍動感あふれる芹沢銈介の文字は、今も多くの人を魅了し続けています。

民藝を軸にした作品や、製品は和の空間だけではなく、様々なインテリアにもしっくりマッチし、空間を落ち着かせてくれる不思議な力があります。

この機会にぜひ手に入れて下さい。


※額装はされておりません。
※発送は段ボールに挟んで梱包しての発送になります。


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