古墳時代の色の濃い糸魚川翡翠勾玉です。

ヒスイは魔除け石であり、色濃く、透明度のあることが求められますが、色が濃くなると、透明度が下がり、透明度が上がると色が薄くなります。

こちらは綺麗な形状、丁寧な研磨が施されています。両側から穴が開けられ、風化カセが表面に若干ありますが、欠けなどなく艶もあり良い状態を保っています。
姿形も大変よく翡翠独特のずっしり感も心地良く、古代には高貴な人物の胸元を飾っていたものと思われる風格のある勾玉です。
大きさ約3.7cm
重さ約14g

伝富山県出土