西洋と日本の絵画や彫刻などの美術品54点をオールカラーで掲載！医療史家が、各時代や地域の生・病・老・死を読み解く美術エッセイ集。

●3400円＋税
2003年2月刊行/岩波書店
350ページ/体裁 四六

興味深い解説は読み応えがあり、
アートを勉強したい方、医療の歴史に興味がある人も面白い1冊だと思います＾＾

書店で新品購入し、読後本棚で保管。
目立った汚れや破れは見当たりませんが、長期保管品のため、天や地にシミ汚れやカバーの凹みなどみられます。中ページはキレイです。


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おまとめ割します。
#tn父の古本

〜内容〜
古代ギリシアの彫刻からピカソまで、源氏物語から現代日本の版画まで、西洋と日本のオールカラー50余点の作品を掲げ、筆者は各時代・各地域の人びとの生・病・老・死を語る。「イエスの集団はまず医療集団だった」「江戸時代の歯医者は大道芸人」－意外な事実を含め、筆者は丹念に各作品を読み込んでいく。また、現代の医療にとって何が必要か、これらの作品を通して、歴史に問いかける。著者の長年にわたる作業を集大成した1冊。

〜立川昭二（たつかわ・しょうじ）〜
1927年生れ。早大文学部史学科卒。現在、北里大学名誉教授。医療史、とくに文化史や心性史の視座から病いや死を追究。主な著書に、『生と死の現在』『歴史紀行 死の風景』『病気の社会史』『病いの人間史』『臨死のまなざし』など。
※刊行時の情報です。

＜目次キーワード抜粋＞
古代ギリシア
フラ・アンジェリコ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ミケランジェロ「ピエタ」
ブリューゲル
メメント・モリ
フェルメール「天秤を持つ女」
ゴッホ「アルルの病院」
ピカソ「科学と恩寵」
クリムト「医学」
ジャンセン「老人と子供」
竹久夢二「病むおじいちゃん」
源氏物語絵巻
法然上人絵伝
広重・豊国「雙筆五十三次」

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