Carbon8 CZ75の最終ロット生産品に組まれていたマガジンです。

メインのマガジンは既にKJのもので揃えていたので、本商品の使用歴は銃本体の慣らしでボンベ4本分撃ったのみです。

マガジンの内部構成が変わっているか知りたかったので、リップ部のみ一度分解しています。
組み戻す際にCO2マガジンのトラブルの一因となっている要素を排除する使用前メンテナンスと以後の安定動作に貢献するファインチューンを施しました(内容は後述)

分解した結果、従来型とは部品構成が変わっており、現行のCZ SHADOW2と全く同じに見えました。まず画像7枚目、以前はKJ製のCZ75マガジンのみに入っていてCarbon8マガジンには入ってなかった真鍮プレートガスケットが追加されており、バルブのガス放出穴も従来モデル比で拡大されKJ寄りになっていました(画像8のKJバルブ、画像9のCarbon8従来バルブを参考に比べてみてください)

従来型マガジンとの性能比較では、今回出品の最終ロット付属マガジンが従来型より鋭いブローバックと高い初速を出しました。
またSHADOW2マガジンとの性能比較ではほぼ同じという結果になりました。

以上の理由からSHADOW2のオーナー様にも社外バンパー取付けのベースマガジン等としてもオススメ致します。


以下使用前メンテナンス及びファインチューンの内容です。

・特殊オイルでマガジン内部をフラッシング(洗浄)し、そのままでは内部空間に残存したままになっている製作時に出た金属粉を徹底して除去しています。これにより金属粉が噛み込むことによるバルブ閉鎖不良や、金属粉がガスケットやバルブの摺動部を摩耗させガス漏れを起こす可能性を限りなく低減しました。

・バルブの摺動部には極圧性能の高い特殊グリスを薄塗りしています。バルブの動作は箱出しよりも滑らかで、加えて極圧剤の効果で金属同士の摩耗が限りなく発生しにくくなっています。

2025/1/16、Carbon8 CZ75本体でテストし快調に作動、ガス漏れ無し。

注意：CO2マガジンは繊細なアイテムで、輸送中のショックがガス漏れの原因になる事もあります。
その場合は到着後コメントで可能な限りサポート致しますが取引は3Nでお願い致します。


長文になりましたが、ここまでお読みくださりありがとうございました。