1960年代～1970年代に世界各国の大使夫人をしていた祖母のコレクションです。

本物です。

裏に「2697」　「118 (?)」の刻印あります。



【商品の状態】

素人検品のため、見落としがあるかもしれませんが、ルーペで確認したところ、かなり細かな箇所にも欠けはみつかりませんでした。

価値を下げるような傷や欠け、割れなどはなく大変状態がいいと思います。裏にひびのような線がありますが、触ってみると塗りが膨らんでいるような感じです。



【仕様】

ブランド:マイセン

作品名：エウロパの誘拐

制作国：ドイツ

サイズ：高さ約21.5㎝　幅約20㎝　奥約12.8㎝

モデル：2697

サイン：裏面にボタン剣　スクラッチのない1級品

年代：1850～1924年　





【商品説明】



この作品の原型は、マイセンが誇る伝説のマイスターモデラーであるケンドラーがギリシャ神話に登場するゼウスの化身、高貴な白い雄牛に乗るエウロパをモチーフにした非常に人気の高い大銘品です。



現存数が少なく各国の美術館にも展示されるほどの博物館級の作品です。



エウロパはゼウスが扮した白い雄牛に座り、左手では首のあたりを撫でそして右手は角を掴んでいます。



白い雄牛の足元には、憂いを秘めた表情の女性やバスケットに入った花々など細部に至るまでとても綿密な造形美で他のマイセンの作品と比べてみても群を抜いて素晴らしい出来栄えです。



ケンドラーの美術的才能とマイセンの丁寧で高い工芸技術が細部に至るまで堪能できるとても魅力的な作品です。