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中古の電灯接続器具『 ローゼット 』といいます。
レトロ感あふれる『菊型』、
材質は碍子と同じ陶器製です。
製造年代は定かではありませんが、かなり古いようで、もしかしたら大正から昭和初期ごろの製造かもしれません。
本体基部の内部には、陶器の焼成時 にできたと思われる亀裂が、一部にあります。
そして蓋にも、焼成時にできたと思われる、濃茶色の大きな点などか付いています。
また、製造から かなりの長い年月が経っていますので、内部の電極金具にも、サビなどが出ています。
この電極金具には、電源から続く屋内配線
( 当時は碍子引き配線 )からの電線と、電灯照明器具へ続くコードとが、それぞれ接続されていました。
現在のようなＶＶＦケーブルなどが未だ無かった時代、電気の屋内配線は、木造家屋の天井や柱などに、ノップ碍子( 小型の筒形の碍子 )をたくさん取り付け、そこへ電線を取り付け、電線を剥き出し状態で張り巡らす
『 碍子引き配線 』という配線方法でした。
ローゼットも、『 碍子引き配線 』と組み合わせて使用されていました。
現在でいう『 引掛シーリング 』などと、同じ役割を果たしていました。
現在でも、昔に建てられた木造建物では、
碍子引き配線とともに、ローゼットが現役で活躍中かもしれません。
こちらのローゼットは、亀裂はあるものの、大きな欠けや、電極の欠陥はありませんので、現在でも実際に『 電灯照明接続器具 』としての使用が可能です。
ローゼットへの電気配線などの施工をするには、電気工事士の資格が必要です。
『 電灯照明接続器具 』として利用される場合、電気工事業者様へご相談ください。
レトロな装飾品としても、おすすめです。
このように、昔に製造されて長い間 電灯接続器具として活躍し続けてきたと思われる、中古品にご理解いただける方からの ご購入を、お待ちしております。

★発送の際は、輸送中の破損防止の為、
『 本体基部 』と『 蓋 』とを外して、
それぞれ別に包んで、同じ箱に入れて梱包して、ヤマト運輸『 宅急便コンパクト 』にて発送させていただきます。

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