自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いもので表紙など経年変化はございます。画像にもありますように、保管時の悪さから表紙中ほどに薄いカッターのような跡がございます。裏写りはありません。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。


RURIKO　林真理子

昭和30年代。裕次郎、旭、ひばり。銀幕の内側には、恋と冒険が渦巻いていた! 映画スターとの初めての恋、しかしルリ子は嵐の中でも自分を貫き、純愛に生きた。銀幕に咲いた男と女の交流を描いた一大ロマン。

昭和１９年、満州の帝王・甘粕正彦を四歳の少女が魅了した。「彼女を女優にしてください」。のちに画家・中原淳一に見いだされ、少女は「浅丘ルリ子」としてデビューした。時は昭和３０年代、銀幕にひしめく石原裕次郎、小林旭、美空ひばり、燦めくようなスターたち。少女から女性へ、めくるめく恋の日々が始まった。太陽照り映え、花咲きほこる銀幕の裏側、スターたちの舞台は終わらない！自分を生きた女優の半生、一大ロマン小説。


レビュー
昭和の大スター達が実名で出てきて、暴露本みたいな要素も多く週刊誌を読んでる感じ。 まだまだ活躍されててパワフルな世代です。初のチョメチョメが赤いトラクターのアノ人だったとは。　私の中の浅丘ルリ子と言えば、石坂浩二が若い女に乗り換えオババになったら捨てられた可哀そうな人、石坂浩二なんなのよ！


裕次郎氏が斜陽になった映画を立て直そうとこんなにがんばった人だったと知ることができてよかった。今は今で、SNSや動画が主流になり、かつては映画を苦しめたテレビが辛酸をなめている。戦っている人たちがたくさんいる。


満州からバンコク⇒日本と父親の勤務で移動暮らし。小林旭、裕次郎、ひばり、そうそうたるスターとの芸能界内情が描かれる。石坂浩二がルリ子に結婚を申し込むクダリは　今の石坂さんに照らし合わせると可笑しくて何だか笑える。彼はそんなにもインテリだったのか。でもやはり長続きはしなかった。