#理数系本



無限をつかむ　イアン・スチュアートの数学物語

Ｉａｎ　Ｓｔｅｗａｒｔ、沼田寛

数学者たちは無限という暴れ馬をどのように馴致してきたか数学的アイデアごとに切り口を決めて考え方の発展の歴史を章ごとに辿る

数の誕生―トークン・線刻・書字板

形のロジック―初期の幾何学

算術と記数法の歴史―十進記数法による筆算という大発明

未知数への目印―Ｘを追って代数学へ

不滅の三角形―三角法と対数の発明

解析幾何学の誕生―座標が幾何学と代数学をつないだ

数論のはじまり―整数の中に隠れたパターンを探れ

微積分法―物理世界が従う文法の発見

微分方程式と自然法則―数理物理学の形成

虚の数―負の数は平方根をもつ

解析学の土台―連続・極限・関数の明確な定義

不可能な三角形―ユークリッド幾何学を超えて

対称性の数理―解けない方程式の形

抽象代数学の発展―数の世界から代数構造

ゴムシートの幾何学―「かたち」の定性的理解

４次元の空間―幾何学と現実世界

論理のかたち―数学の基礎を求めて

どのくらい確かなの？―偶然性の合理的な扱い方

高速計算の時代―計算機の発展と計算数学

カオスと複雑系―不規則な現象にもパターン



スーパーシンメトリー　超対称性の世界

ゴードン・ケイン、藤井昭彦

もし自然界が超対称であれば…素粒子と宇宙の究極の姿を求める大冒険。宇宙空間をみたす暗黒物質は超対称性のパートナーか重力を含む力の大統一理論へ空間と時間の隠された次元とは？かすかに見えてきた究極の理論とはなにか…現代理論物理学最前線の魅力的な理論への道案内

私たちはどこから来たのか私たちは何ものであるか私たちはどこへ行くのか

粒子物理学の標準模型

物理学がやさしい科学である理由―有効理論

超対称性と超対称粒子

超対称性を実験的に調べる

宇宙は何からできているか

ヒッグス物理学

超対称性のほかの効用と挑戦

超対称性、弦理論、根元理論

宇宙の起源とその自然法則を理解できるか



超対称性理論とは何か　宇宙をつかさどる究極の対称性

小林富雄

標準理論に残された階層性問題を解決し謎だった暗黒物質の正体をつきとめさらに力の大統一が達成される。素粒子と時空を結びつけなぜこの宇宙が存在するのかという根源的な問いに答える究極の理論に迫る

素粒子の世界の対称性

スピンの正体

ゲージ対称性と標準理論

超対称性とは何か

超対称性粒子を探せ