池波正太郎 短編集2冊/ 「錯乱」「竜尾の剣」
・鬼平、剣客、真田、必殺、忍者物、明治物など池波作品ほぼ全部読みましたが、個人的に最も印象に残っているのが「錯乱」でした。ほんの70ページ余りの短編ですが直木賞受賞作品です。「竜尾の剣」はあまり新撰組本では主人公にならない2番組組長 永倉新八の話です。生き別れた娘との再会に臨む最後のシーンは、緊張するただの男親の新八に「良かったね！」と声を掛けたくなリました。
・折れや汚れ、日焼け無く、コンディションは大変良いです。
・あくまで中古品とご理解いただける方にお譲りしたいと思っています。

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・2冊セットでお願いします。

【錯乱】
池波正太郎の直木賞受賞作、文庫として復刊！ 信州松代藩十万石。馬廻りの藩士・平五郎は、温厚な人柄で城下に知られ、誰もが盤を囲みたがる好人物。隠居中の先代藩主・真田信之にも気に入られ将棋の相手をさせられるほどである。ある日、藩主の信政が突如卒倒、三日後に没して城下は騒然となった。その報を聞いた堀平五郎の目に、一瞬、異様な鋭い光が走ったー。 第四十三回直木賞受賞作「錯乱」のほか、武士のあり方が変わりゆく時代に罪を犯したある藩士の行く末を描く「碁盤の首」、藩内構想に翻弄される男の姿を描く「刺客」、謹厳で知られる火付盗賊改めの旗本の夜の顔は……「秘図」、幕末・明治の動乱を突き抜けた陸軍少将・桐野利秋こと中村半次郎を描く「賊将」。 珠玉の五作品を収録。

【竜尾の剣】
「これからの永倉新八の暴れ方を見ていろよ」新選組最強の剣士を描く表題作のほか、「黒雲峠」「抜討ち半九郎」「さいころ蟲」「清水一学」など池波正太郎の初期傑作短編集！