知的生きかた文庫

最後の将軍　徳川慶喜とその時代がわかる本

永岡 慶之助【著】



三笠書房（1997/08発売）

サイズ 文庫判／ページ数 248p／高さ 16cm



幕末の動乱に翻弄された、“最後の将軍”の人間ドラマ。火中の栗を自ら拾った男が、“攻めた！居直った！逃げた！”慶喜を擁する「一橋派」と、慶福を擁する「紀州派」の激しい抗争の末、慶応二年十二月、慶喜はついに十五代将軍の座についた。しかし、歴史は、思いもよらぬ“どんでん返し”を用意していた。



目次

はじめに　“土壇場”に来た慶喜、そのとき、胸中に秘めていたものとは？

１章　“慶喜、火中に飛び込む！”の巻―それは、将軍継嗣問題から始まった！

２章　“慶喜、ついに堪忍袋の緒が切れる”の巻―鳥羽伏見の戦いから大坂城脱出まで

３章　“慶喜、女と逃げる！”の巻―尊王攘夷運動から倒幕運動へ

４章　“慶喜、土壇場で口を噤む”の巻―征東開始から江戸城明け渡しまで

５章　“慶喜、表舞台からころげ落ちる”の巻―完全なる敗北



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