自作のバスレフ型スピーカーです。
スピーカーを自作する場合、だいたいMDFかラワン合板なのですが、このスピーカーの木材には18㍉のラジアータパイン集成材を使用しています。
多分、DIYで何か作ったときのサブロク板の残りを活用したのではなかったかと思います。

製作は10年ぐらい前で、早く、そして頑丈に作ることを意識し、ボンドとコーススレッドを併用して製作しています。

エンクロージャー完成後のユニット装着時に事件が起きました。迂闊にもtangbandのユニットW3-582sc(このサイトで販売済)の片方を傷つけてしまい、意気消沈、その後は本棚の天上に置きっぱなしにしていたエンクロージャーです。コーススレッドを打ち込んだ下穴も開けたままで、まあ一つぐらいそんなスピーカーがあってもいいかなどとそのままにしていたせいで、板が日焼けしたように思いますが、逆に落ち着いた飴色になってきたと言えるかもしれません。

現在、オーディオ関係を整理しているなかで、下穴をふさぎ、ターミナルと内部配線を替え、サンダーを掛け直して蜜蝋ワックスを塗り、ユニットを交換しました。
結果、思いのほかいい感じに仕上がりました。

ユニットは、同じtangbandのW3-593SDの中古品となります。ペーパーコーンに銀色のコーティングが特徴です。規格は、写真8をご参照ください。

音は、低音にズンズンとひびくようなエネルギーが感じられ、全体に元気で端切れがいい感じがします。

上述のような経緯をたどるスピーカーですが、くれぐれも中古品であるとご理解いただきご購入を検討してもらえればありがたいです。
なお、スピーカーのサイズは、
W170×H270×D220㍉です。

よろしくお願いします。