元ボクサーとしても知られるEPMD門下生、Parrish Smith主催のHit Squadの辻斬りライマー;K-Soloの傑作デビューアルバムがボーナス・トラックを追加して再発決定!Parrish Smithらとともにグループを結成(Parrish SmithがDJで、K-SoloがMCだったらしい。ご承知の通りその後、Parrish Smithは、Eric SermonとともにEPMDとして数多くのクラシックを世に輩出することとなる)、そのParrish Smithのバックアップの元、1989年にEPMDのセカンドアルバム:『Unfinished Business』収録、「Knick Knack Patty Wack」に客演、その貫禄抜群のライム・デリバリーで一躍脚光を浴びとディールを交わす。1990年、プロデュースにParrishSmith (冒頭を飾る傑作シングル曲「Spellbound」のみEric Sermonプロデュース)、スクラッチにDJ Scratchという完璧な布陣でアルバム『Tell The World My Name』をリリース。ブレイクを果たす。続く1992年にはPete Rockもリミックスで参加したシングル「Letter Man」、続くセカンドアルバム『Time's Up』を立て続けに発表。今後が期待されたが、EPMD解散はParrish SmithのHit Squadとして活動するが自然にその名を聞くことが少なくなる。その後1996年には、1992年のEPMDシングル曲「Head Banger」以来となるRedman『Muddy Water』収録の「It's Like That」に客演。対立していたDef SquadとHit Squadの和解という面でも話題を浚った。現在はインディペンデントで活動を続け、AkonやCanibusらともレコーディングを重ねている(Myspaceで聴けるAkonとのコラボ曲は抜群 !!)というウワサ。そんな中、コアなヒップホップ・リスナーをも悶絶させた歴史的傑作アルバムが再発。Parrish Smithの重厚ファンクなヒップホップ・トラックに、唾飛ばしまくるド迫力のK-Soloのライム、そしてDJ Scratchの矢のようなスクラッチが凝縮されたトンデモない重量級ボム。