楽吉左衛門三代・道入（ノンカウ）の黒茶碗です。

楽家の中でも、名工と呼ばれる【のんこう】の名品です。

桐二重箱（極め箱です）に入っています。仕覆が付いています。

内箱の側面に、楽吉左衛門十二代 弘入の書き付けがあります。

内箱の蓋裏に、裏千家八世 又玄斎 一燈の書き付けがあり、

銘【一念】とあり、又玄斎 一燈の花押があります。

外箱の蓋裏に、裏千家十五世 鵬雲斎の書き付け・花押があります。



高台中にノンコウの印があります。

重厚感のある造りで、上から見ると四角に見える

大変面白い姿です。

滑らかでしっとりとした肌触りのとてもお手取りの良いお茶碗です。



◆楽吉左衛門三代・道入（ノンカウ）◆

二代常慶の長男。名は吉兵衛。通称のんこう。

ノンコウの名は、宗旦から贈られた竹花入の銘によるといわれ、

楽歴代の中でも特に優れた技能と繊細な作風で

随一の名工とされています。





☆サイズ☆

幅約１２．４ｃｍ　　　高さ約８．５ｃｍ





☆状態☆

目立つ割れ・欠け等ありませんが、

時代経過の為のスレ・使用感等、お写真を良くご覧頂き

ご納得の上ご入札をお願い申し上げます。





※撮影に使用しております皿立て等、特記がない限り付属ではありません。

※タイトルや説明は、箱書きや、所有されていた方の情報のみに基づいて

　記載しております。

※梱包には再利用のダンボール等使用しております。