スクリャービン　2枚組

disc1

・ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 op.6

・ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 op.19

・ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 op.23

・ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 op.30

・ピアノ・ソナタ第5番 op.53

disc2

・ピアノ・ソナタ第6番 op.62

・ピアノ・ソナタ第7番 op.64『白ミサ』

・ピアノ・ソナタ第8番 op.66

・ピアノ・ソナタ第9番 op.68『黒ミサ』

・ピアノ・ソナタ第10番 op.70



ヴラディーミル・アシュケナージ（ピアノ）

録音：1972年11,12月(3-5,9)、1977年6月(2,7,10)、1982年4月(6)

　　　1983年9月(8)、1984年9月(1)　ロンドン、ピーターシャム



足かけ12年をかけて録音されたアシュケナージによるスクリャービンのピアノ・ソナタ全集です。洗練された美しさ、高貴な情熱、抒情的高揚感。さまざまな表情を見事に再現した決定盤です。



アシュケナージの最良の面が現われた名盤であり、ショパンやベートーヴェンよりも、ラフマニノフやスクリャービンを評価する方も多いです。どの曲もムラのない出来で、入門者にも通人にもお勧めできる内容で、とくに叙情的で他のソナタとは全く違う表情を持った4番が素晴らしいです。標準的な演奏としてこれ以上に頼りがいのある演奏はありません。これからスクリャービンの世界に…という方にもオススメです。



他の演奏と比較しても、作品のあらゆるニュアンスを表現し尽くしていると感じさせるのは、アシュケナージ盤です。一般的にアシュケナージを中庸と評する人が多いのは不思議です。あまりにも自然すぎると言うことでしょうか。アシュケナージの名演とDECCAらしいピアノの直接音を見事に捉えた名録音を聴くことが出来るのですから文句の言いようがありません。



初期国内盤、帯無し、盤面傷無し 21

CD内周部分に緑色のペイントがありますが、ひと昔前に音質が向上するとして流行ったものですが効果のほどは？少なくとも音質が悪くなっていることはありません。



＊まとめ買い値引きします(要事前コメント)

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