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【90分でわかる日本史の読み方 基本と常識 加来耕三】

内容

「歴史は繰り返す」という言葉をよく耳にするが、歴史は発展しても、決して二度と同じ姿で繰り返すことはない。歴史哲学の先駆者ヘーゲルは、「歴史には幸福なページは、そう多くはない。そして幸福なページは空白である」といったが、歴史の充実したページは、むしろ、不幸や挫折、人知れぬ失望や悔恨、怨嗟や慚愧、人間の持つさまざまの弱点や瑕瑾によって、埋められていることを、通史は語りかけてくれるはずだ。"歴史に学ぶ"ということは、まさしく血みどろの歴史を振り返ることであり、決してきれいごとでは済まされない。歴史が人類の、巨大な恨みに似ている、といわれる所以は、実はここにあったのだ。一読していただければ、必ずや、日本の歴史に展開された国と民族の興亡のメカニズム、歴史の法則性といったものを、ご理解いただけると思う。

【不思議なくらい日本史の謎がわかる本】

「へぇ、そんな秘密があったのか!」「知っていると思っていたのに!」「歴史って、こんなに面白かったのか!」いままで知っていた日本史の、まったく違う姿が見えてくる本。

【眠れないほどおもしろい日本史「意外な話」】

なぜ写楽は“十カ月限定”の浮世絵師だったのか！？後越の虎・上杉謙信“女人説”の真相に迫る。独眼竜政宗は“超常的能力”の持ち主だった？平清盛は“白河法皇の御落胤”だった！？誰もが知っている“日本史の大事件”に隠された意外な話、今なお解き明かされない謎、偉人たちの不思議なエピソード…を次々と紹介。

【読むだけですっきり分かる日本史】

世界のなかでも類い稀なる急成長を遂げてきた国、日本。この国の歴史は、良い時代・悪い時代それぞれに生きた先人達の、貴重な体験談の宝庫である。私たち現代人にとっても、人生をよりよく生きるためのヒントが満載だ。本書は、その歴史を完全網羅。そして、教科書では取り上げられない目からウロコの意外なエピソードも紹介。漫画のようにすらすら読めてクセになる、楽しい日本史本の決定版。