S&W社純正 Iフレイム用ハードラバーグリップになります。

機種はモデル1896及び1903 32ハンドエジェクターやレギュレーションポリス、テリア、22/32キットガン等が該当します。



非常に古いヴィンテージ品になります。素人見分ですが裏面のシリアルナンバーからおそらく19世紀末～20世紀初め頃の製造、今より100年以上昔のものでないかと推定します。

ハードラバー=硬質ゴムというと最近ですとパックマイヤーやホーグのいくぶん柔いラバーグリップをイメージされるかもしれませんが、こちらのグリップはゴムというより硬質樹脂みたいな感じです。エボナイトと呼ばれる、世界最古の人工樹脂だそうです。



グリップは小さなキズや擦り減りが少し見られますが、かなり年代物であることを考慮するとそこそこ美品ではと思います。過去に同型のグリップを幾つか入手した中で特にコンディションが良かったものになります。

右のグリップの後ろフチが、左と比べ薄くなっています。S&Wの工場でリボルバーのフレームとフィッティングする際の削りに差があったものと想像します。

グリップスクリューは元々の純正ニッケルメッキのものが付属します。

（参考画像はサイズ比較用のコクサイ製 M36 ABS樹脂製です。出品物にトイガンは含みません。）



画像をよくご確認いただき、中古品であること、年代品であることなどをご理解の上ご検討ください。念入りに検品しましたが見落としもあるかもしれません。気になる箇所等ございましたら事前にお問い合わせください。

発送は、らくらくメルカリ便 ヤマト運輸・宅急便コンパクトになります。



ある輸入業者様によりますと、近年は古い銃の部品が米国内でアンティーク人気の高まりにより価格高騰し、そこに円安も加わって現在新たに輸入しますとかなり割高になるそうです。



今後はこういったアイテムは一層珍しくなっていくのではと思います。

お探しの方はこの機会にぜひ。



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