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古代ササン朝ペルシャ、ジェイド（翡翠）の坏（コップ）です。その透明感と美しい発色から、古来より特別な意味を付与されてきた特別なお品です。



さらに側面にはインタリオ（沈み彫り技法）により神話が表現されており、見事な世界観です。単なる実用品を超えた祭祀用具としての側面を備えたお品です。



ササン朝ペルシャをはじめ、古代の杯は国際市場に出ることがなく、その高い芸術性と趣向性から、古代遺物として確固たる地位を築いています。今回、１点限りのご提供です。



◆詳細◆

産地：ササン朝ペルシャ

サイズ：高さ4.5cm 横幅(最大)3.5cm

重量：57グラム

素材：ジェイド（翡翠）

年代：紀元３世紀頃



◆入手経緯◆

海外の考古学者から直接入手しました。「古代の杯が手に入ったら、連絡してほしい」と以前から依頼しており、「ようやく手に入った。しかもジェイドでインタリオ、二度と手に入らない」との連絡があったので、急いで入手しました。



◆状態◆

経年による変色やイタミ等がありますが、ほとんどが破砕している杯としては珍しく、完形品に近いです。約1000年以上前の古代遺物としては最高レベルのコンディションです。



◆特徴◆

●ジェイド

●取っ手付きの杯

●ペガサス（ササン朝ペルシャにおいて、天馬は神聖な動物とされていました。）



古来よりインタリオ（掘込み技法）を施した装飾品には、魔除けの意味があるとされています。ササン朝ペルシャの宗教はゾロアスター教であり、ソーマ（新酒）を注ぎ、儀式において使用されたと想定されます。



神聖なる動物ペガサスとともに、破邪の力を強め、『聖なる領域』を表していたと考えられます。まさに古代の精神世界を実感できる、唯一無二な古代遺物です。貴重な杯、二度と手に入りません。ご購入をお急ぎください。



【出品者のこだわり】

翡翠の価値は古今東西、他の宝石とは異なり、特殊なものです。遠くシルクロードを通い、正倉院に収められた宝物の中には、翡翠製のものがあります。古代中国では「玉」と呼ばれ、特別な意味を持つストーンとして扱われていました。



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