● Alesis 3630 Compressor 改造品です。



◯ 1Uサイズで2ch、コンプとゲートのコンビネーションです。内部回路はとてもシンプルで、入力バッファ ～VCA ～出力バッファと、それだけしか信号は通っていないのでとても高音質になっています。



◯ 有名なRNC1773も同じような構造ですが、RNCはデジタルでレベルの解析をしているのですが、3630は昔ながらのアナログの解析回路です。こちらの優れているところはPeakとRMS（平均値）の切り替えができるところです。ドラムなどがっちりアタックを抑えるならPeakで、トータルにかけるならRMSで自然なかかりになります。



◯ 音質は素晴らしくナチュラルで、20dBくらいリダクションしてもかかってるのが分からないくらい音質の変化がほとんどありません。2ch仕様なので、スネアとキックや、ヴォーカルとベースなど、そしてトータルコンプとしてもレコーディングやライブで活躍してくれるかと思います。音色の変化がほとんどないのと、小さくて軽いのでライブ録音などにも便利かと思います。



◯ 改造箇所は電源のダイオードとコンデンサ、信号系の抵抗は金属皮膜、コンデンサは音の良いタンタルと、オペアンプは音の良い高速 National Semicondactor LME49740 に交換しています。



◯ ゲートをバイパスできるようにスイッチ付きのポットに交換しています。ゲートのノブをゼロに回し切るとクリックがあってゲート回路がバイパスされます。



◯ アメリカでは名機として非常に人気があり、改造キットまで売られています。NightShineというVSTプラグインになったり、検索するとたくさん記事が出てきますがとあるサイトでは Fairchild 670 や Urei 1176 など名だたる名器と並んで歴代ベストコンプの第20位にノミネートされています。



◯ 付属品は電源と、自作のサイドチェインフルターです。サイドチェインフィルターは低音にコンプがかからないようにするもので、2ミックスで使った時により自然なかかりになります。



◯ いつも同じ物を出品していますが、毎回別の個体です。