メーカー　モンブラン
種類　　　ローラーボール（水性ボールペン）
品名　　　ソリテール
付属品　　なし　ペンのみ

・凹んでおります。（写真2枚目）
・キャップ跡があります。（写真3枚目）

純正ではなく、互換性のある芯が入っております。
時々かすれます。

書く喜びを教えてくれるペンです。
キャップリングの立体感は手抜きを感じさせない。
ローラーボールペンはシンプルな構造なため、壊れる心配が少ない。
軽くて書き心地が良い高級ボールペンはなかなかなく、手持ちの数千円以上のボールペンでは一番好きな書き心地。
モンブランの純正水性芯は癖になる書き味で、ぜひ試してもらいたい。
この1本で味わえる多くの感情を、味わってください。

手放す理由は、他に使いたいペンがあるから。
私は語れるほどこのペンを知らない。
購入したのは3年ほど前、近所の老舗文房具屋。
高いものは良いものだと思い、店内で一番高いボールペンを気に入って購入した。
価格は105,000円ほど。
わたしが生まれた年とペンが店に入荷した年が同じくらいで縁を感じた。
30年間売れずに残っていたこと、愛おしさを感じる。
店主曰く、ローラーボールペンは人気がない。

このペンを購入して文房具にのめり込み、ペンが次々と増えていつの間にか埋もれてしまった。
置いているだけで満足してしまい、十分になってしまった。
そこにあることで満たされた。
そして時々使っては首を傾げながら、最近になって良さを感じる。
次々に文房具を購入して比べる対象が増えたことで、良いと思っていた部分にハテナがついた。
それでもやっと最近思う、格好いい。
キャップをしても外しても、握っていてもテキトーに置かれていても、佇まいとデザインの良さを感じる。
それでも手放すのは、本当に好きなペンを使う時間がほとんどないから。
ペンを握ろうとする時に選択肢が多く、本当に好きなペンになかなか辿り着かない。
その時々で使いたいペンを使うのも良いのだが、本当に好きなペンは確かにある。
使いたい気分でなかったとしても握ることで見える世界をみたい。
その時に一番会いたい人ではなかったとしても、一緒にいるから深くのめり込んでいくこと。

試しに1本一度だけ、最高のペンに巡り合う冒険をしてみませんか？

#mpilot文房具 #mpilotボールペン