「背中の蜘蛛」　ハードカバー本

☆誉田哲也さんの警察小説は、現実の警察組織に落とし込んで描かれている緻密さが醍醐味であるが、本作では敢えて架空のセクションが描かれている。とはいえそこには現実と地続きのリアルさがある。

『日本は既に監視国家。読者は新時代の捜査に戦慄するだろう』

「背中の蜘蛛」は、2019年10月刊行。直木賞にノミネートされた。捜査一課の男性管理官を中心に新時代の警察捜査のリアルを描いている。

●著…誉田 哲也
●発行…双葉社
●2019年12月20日　第3刷
●定価…￥1,600（税別）

◎カバーに細かなキズ、折れあり。中頁はキレイな状態です。
◎自宅保管の中古品であることをご理解のうえご検討願います。

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