額縁入りの「見返り美人図」です。サイズは小さめですが存在感は大きいです。
写真でサイズ等を確認していただき、ご検討ご購入をお願い致します。本物ではございませんが、この作品の良さを味わっていただけたら幸いです。

この作品は、17世紀（江戸時代前期）の美人画で菱川師宣の代表作です。絹本箸色（絹の上に色絵の具で描いている）で、緋色の着物を身につけた女性が振り向く姿が描かれています。正面からでは髪型や帯結びが描けず、後ろ姿では肝心な顔が描けないことから、全てが取り入れられた後ろを振り向く姿は天才的な構図とされているそうです。玉結びというヘアスタイル、べっ甲製の差し櫛や笄、着物の柄もお花がたくさんあしらわれていたりと、当時のファッションが鮮明に反映されてます。