岡山県のベンガラ発祥地に住んでいる母が、趣味で染めた生地です。

ベンガラは、土から取れる酸化鉄という成分です。独特の赤い色をした天然顔料と言われています。
日本の暮らしにも古くから使われており、防虫・防腐効果があるので家屋の壁や柱の塗料としても使われてきました。

ベンガラは、基本的には赤茶色ですが、熱を加えることによって様々な色に変化します。

今回は、黄色のベンガラ粉で染めたワッフル生地を
出品します。
一枚布を裁断して、フリーカバーに仕立てています。
大きさは、136cm×132cmです。

写真3枚目の赤いシミや4枚目の黒いシミは、染めの工程でできるものです。

紫外線にも強いベンガラは、日光による色あせが少なく、繊維を紫外線による劣化や変色から守ってくれます。

使用例として、3人掛けソファのカバーや季節の先取りで冬のこたつカバーはいかがでしょうか？
やさしい風合いなので、お部屋のインテリアとして利用されたら明るく感じると思います。