「私の前にある
　　　鍋とお釜と燃える火と
　　　　　　　　　石垣りん詩集」
石垣 りん

ほどよい大きさの鍋や お米がぷつぷつとふくらんで 光り出すに都合のいい釜や 劫初からうけつがれた火のほてりの前には 母や、祖母や、またその母たちがいつも居た 書肆ユリイカ１９５９年刊の処女詩集の再刊。


カバーと帯に、ヤケと汚れがあります。本周りに、僅かな汚れがありますが、充分読めるレベルです。


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#シャンの文学の本棚

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「石垣りん詩集」
伊藤　比呂美　編

１４歳で銀行に事務見習として就職し、定年まで家族の生活を一人で支えつづけた詩人、石垣りん。家と職場、生活と仕事の描写のうちに根源的な雄々しい力を潜ませた詩を書きつづけ、戦後の女性詩をリードした詩人のすべての詩業から、手書き原稿としてのみ遺された未発表詩や単行詩集未収録作品を含む、１２０篇を精選。


カバーと帯に、薄っすらのヤケと汚れがあります。本周りにも、薄っすらのヤケがありますが、充分読めるレベルです。


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#シャンの文学の本棚

#石垣りん#伊藤比呂美#本


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