1895年発表した記念すべき初のイヤープレート/クリスマスプレートは、「Behind the Frozen Window（凍った窓の向こうで）」という作品で、窓ガラスの「霜の華」がモチーフです。


こちらの品は、その「元祖クリスマスプレート誕生100周年記念」として、1995年（平成7年）に発表されました。
静寂、神聖、神秘、この上ない美しさ。
ブルー＆ホワイトの、明るい色の部分は陽刻、濃い色の部分は印刻なうえ、濃度により、高さ・深さに変化があり、立体感が味わい深い世界を作り上げております。
特に、立体的な純白の霜の華から、透き通る淡いコペンハーゲンブルーのグラデーションは、ブルーレースアゲートを彷彿とさせるような、うっとりする美しさです。

Behind the Frozen Window
記念すべき第一作の絵柄に相応しいのは、勿論、美しい尖塔の街と称されるコペンハーゲンです。
空気の澄み渡った凍てつく晩には、紺碧に煌々と輝く星空に、美しい街並の輪郭線が、際立ちます。
こちらは、Fredericksberg Hill にある Fredericksgerg Castle の窓ガラスを透した眺めです。
輪郭から察するに、Marble Church, Trinitatis Church の Round Tower, St. Nicolai Church tower, Royal Stock Exchange, Church of Our Lady ( Copenhagen Cathedral ) が認められます。


金彩も美しくきれいですが、BINGの「G」の下、「＆」とグレンダールの「G」の上にスリ傷があります。光にかざしてよく見ないとわからないと思います。

細かな事が気になる方は購入ご遠慮下さい。

直径約18.2cm