今日、あいにく雨降りで撮影が上手くできませんでした。

明日、再掲します。



2003年7月　講談社第一刷刊行　

著者　ドウス昌代　





日本人詩人「野口米次郎」とアメリカ人作家の「レオニー・ギルモア」との間に生まれたイサム・ノグチ。





日本でもアメリカでも、第二次大戦前後、イサム・ノグチは辛酸をなめました。





どちらの国にも帰属し難かった彼の懊悩（おうのう）は如何なものだったか。



帰属の場はどこにあるのか─。





時代に翻弄されて深まるばかりの孤独。





本書は「ミケランジェロの再来」とも言われた彫刻家イサム・ノグチ（1904-1988）の生涯の最もプライベートな部分まで、FBI文書などの貴重な未発表資料を数多く用いて丹念に描き出しています。



その人生は物語の主人公のように波瀾万丈で、登場する人物も実に多彩です。





♧22歳のイサムを「助手」として迎えた彫刻家ブランクーシ



♧イサムの「パトロン」としてさまざまな援助を惜しまなかった陶芸家北大路魯山人



♧山口淑子（李香蘭）との数年にわたる結婚生活、その華麗な女性遍歴

…etc…



豊富な肖像写真によって、人々を引きつけてやまないイサムの魅力が生き生きと浮かび上がります。





［画像 4枚目]舞踏家 アーサー ・グラハムです



明日 作品としての画像を増やしたいと思います。





✰平和公園の東西両端に位置する平和大橋・西平和大橋のデザインはノグチの手によるものです。



✰岐阜県の名産品であ提灯とコラボレーションして制作された「光の彫刻」は、後に「あかり (Akari)」シリーズは人々に愛されました。