バタフライからかつて販売されていたシェークラケット、パニックのFLです。
以前にメルカリで購入したもので、中古美品です。

極めて薄い板厚、そして、コンパクトブレードで軽量なため、当時は入門者向けラケットという位置付けでした。

画像をご覧いただくとわかりますが、グリップは厚みこそないものの、ビスカリアと同様に膨らみとくびれのある形状で、手にフィットしてバックハンドも振りやすいです。

ラケット自体の詳細はネットでお調べいただくとして説明しませんが、使われている上板がシナ材であり、弾まない、かつ、球離れが早いことから粒高や表ソフトなどの異質系ラバーとの組み合わせで真価を発揮するポテンシャルがあります。
また、弾まないことを逆に活かして、キョウヒョウなどの粘着ラバーと組み合わせることで、超回転のスローボールで勝負する、といったトリッキーなプレーも考えられるでしょう。

重量は88gです。軽量と謳われたラケットですが、経年変化で湿気を吸ったのか、この個体はかなり重めです。かつて紅双喜から販売されていたPF4（剛力のモデルとなったラケット）のように異質と組み合わせるには良いと思います。

グリップエンドのプレートも黒蝶であり、20年以上前のラケットにもかかわらず、全体として保存状態は良好。かなり綺麗に見えます。この重量の個体も貴重でしょう。
ただ、前の所有者の書き込みが数箇所あるのと、サイドテープを貼った形跡がありますのでよく画像をご確認の上、購入ください。

箱はありませんが、プチプチを巻いて発送します。

＊他にも珍しいラケットを出品しています。