希少 石川五右衛門 一子五郎市 歌川豊国 国貞 浮世絵 江戸期1851年
義賊(特権階級から財産を奪い、苦しめられる民衆に与える)とも言われた天下の大盗賊である石川五右衛門は、高みを極めんと、とうとう豊臣秀吉の財宝を奪わんと盗みに入った。
しかし財宝である香炉に飾られた千鳥の鳥が驚いて鳴き出し、眠っていた秀吉は目が覚めて、逃げゆく五右衛門を御用とする。
石川五右衛門は一族を処刑されることになり、加茂川の河川で釜茹での刑に処された史実が残されています。
ご覧ください、ぐらぐらたぎる熱い大きな釜の前で、この世にこれほど恐ろしく悲しいことはないと、青ざめた寒さの五右衛門の対比。見事の図案です。そして、申し訳なさそうに我が子に触れる五右衛門の手のぎこちなさ、これから共に処刑されることを思うと心痛を覚えます。
そんな彼が言い放った辞世の句は見事で、
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」です。
とても古く、まず手に入らない貴重な三連画のメインとなる中央の一枚。
切れ、掠れ、虫食い、色褪せとコンディションはとても悪いですが、それでも手元に欲しい方は、どうぞご購入くださいませ。
しかし財宝である香炉に飾られた千鳥の鳥が驚いて鳴き出し、眠っていた秀吉は目が覚めて、逃げゆく五右衛門を御用とする。
石川五右衛門は一族を処刑されることになり、加茂川の河川で釜茹での刑に処された史実が残されています。
ご覧ください、ぐらぐらたぎる熱い大きな釜の前で、この世にこれほど恐ろしく悲しいことはないと、青ざめた寒さの五右衛門の対比。見事の図案です。そして、申し訳なさそうに我が子に触れる五右衛門の手のぎこちなさ、これから共に処刑されることを思うと心痛を覚えます。
そんな彼が言い放った辞世の句は見事で、
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」です。
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