私の創作している平和観音さま

①　この写真が奉納販売　A4のサイズ
(たて298mm✕よこ210mm）です。
シリアル番号　1／100　本人の落款印
が写真のウラにあります。

②　岩村一博のプロフイール

③　最近の私の写真です。

④⑤　最近の作品群です。

私は、元々小学生の頃から絵や工作類が大好きで、彫刻刀も器用に使い色んな物、立体を作っていました。

また、中学、高校時代も、美術部に入っては色んな公募展で賞を頂き、文具類の景品でいっぱいになった事もありました。

大学は、東京の美大の彫刻科を目指していたのですが、家庭が貧乏だった為
断念しました。

当時熊本に熊本商科大学(現在・熊本学園大学）の夜間部があり、そこを4年間、昼間は働きながら、時間があれば、自分で美術書を参考に勉強してました。

大学を卒業してからも、どうしても
彫刻家を目指そうと地元、熊本の熊日新聞社に相談したら、今の、西村虚空先生を紹介して頂き、弟子になるのです。

まあ〜これも私の分岐点で、あの時の彫刻家を目指そうと強い意志があったから、現在の私があるのかもしれません。　

修業時代から作品づくりは、必ず納得するまでは完成ではないと、頑張って制作してた事を想いだします。

それから、長い年月が経って、今頃わかって来たことがあります。

それは【作品づくりに、完成が無い】と云う事です。はっきり云って終わり「完成」が無いのです。
じゃ―いったい、何処で区切りを付けるのでしょうか！？

そこが、大きな分かれ道で、その作家さんの作品に対しての追求の度合いや見方で、作品が生きるか、死ぬか？に分かれると(少し、大げさかも）私自身はそう思います。

こう言う私も、今でも作品作りには常に迷いながらです。あとは、自分の判断に任せて終わりにしましょう。

　　　　　　彫刻家　　岩村一博