「初夏の頃 〜IN EARLY SUMMER〜」は97年にリリースされた浜田省吾の4枚目のセルフカバーアルバム。愛奴時代の楽曲をはじめ、『生まれたところを遠く離れて』から『君が人生の時…』までの5枚のアルバムより選曲した70年代の楽曲に焦点を当てリメイクしたアルバム。本作の選曲基準はいわゆる代表曲ではなく「20代の頃にしか書けなかったであろう瑞々しい楽曲」であり、当時サウンド的に納得できていなかったものを改めてレコーディングしたと浜田は述べている。6名のサウンド・プロデューサー（土方隆行、町支寛ニ、伊藤銀次、斎藤誠、白井良明、古賀森男）が選出しており、浜田とは初競演となる参加ミュージシャンも多く見受けられる。3枚目のアルバム『Illumination』からは1曲も選曲されなかったが、先行シングル「涙あふれて」B面「あの頃の僕」が収録された。レコーディングは『青空の扉 〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜』と同時進行だったが、仮に本作が先に完成しても2作共完成しない限り、本作は発売するつもりが無かったと96年のライブMCで話していた。常々「5枚目まで廃盤にしたい」と話していた浜田だったが、このアルバムを作ったことで、そうした拘りはなくなったという。ヒット曲「朝からごきげん」、「さよならにくちづけ」、「ミス・ロンリー・ハート」の他、「あの頃の僕」、「初夏の頃」」、「夢にいざなえ」を含む全12曲。オリコン最高順位2位。97年度オリコン年間アルバムチャート63位。

シミ（写真6、7、11、12）がありますが、全体に目立った傷や汚れはなくお勧めです。盤面の状態も良く視聴に問題ありません。

※経年によるシミがジャケットとライナーにややあります。当時のレコードにしては盤は良好です。

※この商品は浜田省吾が8年ぶりにリリースしたLP盤になります。曲順はCDと異なり、LP盤のみ渋谷陽一による推薦文が掲載されています。

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