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タイトル：タックス・ヘイヴンの経済学: グローバリズムと租税国家の危機

作者：中村雅秀

出版社：京都大学学術出版会

発行日：画像参照

ISBN：9784814003020

内容：

「パナマ文書」が世界に突き付けた租税国家の抜け穴。IT化によって多国籍企業の経済活動は見えにくくなり、タックス・ヘイヴンによる世界の税収ロスはOECDの試算で2400億ドルを突破した。税逃れに国家はどう対抗するのか。GAFAに代表される多国籍企業への課税実態に迫ることで、新たな国際租税制度の可能性を論じる。

第１章　タックス・ヘイヴンの起源と定義

第２章　直接投資の「幻影化」とオフショア事体

第３章　アメリカ多国籍企業のタックス・ヘイヴン

第４章　アップル・アイルランドの租税回避とU.S.法

他