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第二次世界大戦中にアメリカが連合国向けに供給していた簡易ゴーグルであるM1アイシールドの当時物実物未使用デッドストック品です。クリア2セット、スモーク2セットの合計4枚セット。紙製スリーブケースに収納されるスタイルで、使用時にはスナップボタンで立体的に組み立てる様になっていました。現品は30年ほど前にアメリカのミリタリーサープラスショップで購入した後、長く保管していたものです。現状のコンディションは未使用品ではありますが、レンズには経年変化に伴って変色及び歪みが生じていることから実用可能かどうかは微妙なところ。ストラップはゴム挽きの布製ですが、部分的に硬化しています。



このアイシールドはアメリカ軍のみに止まらず連合国全体に供給され広く使用されていましたが、実は現時点で写真で多く残っているのはドイツアフリカ軍団時代のエルヴィン・ロンメル将軍が鹵獲したこのアイシールドを好んで使用していた様子であり、そちらの方が有名かもしれません。地味なグッズではありますが、歴史的に見ても興味深いアイテムかと思います。