チベットのターコイズのビーズです。
写真1枚目の状態で、高さ(縦)約3.5㎝、幅(横)約2.7㎝、重さ約29グラムあります。

チベットで採掘されたターコイズかどうかは不明ですが、この石を購入した店は、さまざまな鉱物標本とともに中東やヒマラヤ地域のアンティーク品も扱っている店(卸売業者)なので目利きは信用できます。

ターコイズはさまざまな加工品が多いことで知られています。そこで、このビーズと同時に仕入れた他のターコイズビーズを割ったものを、二、三個見せてもらいました。いずれのビーズの断面も染色したものではなく、ターコイズ原石の特徴が確認できました。

他の種類の石に着色したターコイズの場合、洗浄液で擦ると色落ちします。色落ちした石の例が写真18-19枚目です。このビーズは色落ちしませんでした。

ターコイズを視認で見極める場合、金色に光るパイライトや石英が確認できると本物のターコイズである可能性が高いと言われています。
このビーズの片方の穴付近(写真4,10枚目)には石英と思われる半透明の鉱物の小さな脈(スパイダー模様)を確認できます。

ビーズの穴を覗くと、機械で直線的に開けた穴ではなく、少し歪んでいるようなので、おそらく手作業で貫通させたものだと思われます。
穴の方向をマスキングテープで示しました(写真14枚目)。

広大なヒマラヤ山脈に暮らす様々な民族が、このビーズのように大きなビーズで装飾された伝統衣装を身につけています。
ネックレスにする場合の連結のパターンを水晶のさざれ石を使って表してみました(写真15-16枚目)。

もともとアクリル台に固定されたアンティーク品として売られていたので、アクリル台をお付けします(写真3枚目)。

丁寧に梱包して発送いたします。ご注文お待ちしています。

※水晶のさざれ石と色落ちした石は付属しません。
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