世の中は教科書どおり、理屈どおりにはいかないということを体験すると、人間の値打ちは、頭の良し悪しではなく、いかに知恵が働くかどうかで決まるということに気づく。
永年勤めた電通で、利口ぶった結果、人に嫌われ、仕事がうまくいかなくなり、失敗をし続けた著者が、ある時、失敗の原因が自分にあったと気づき、意識してバカになることで、自身が進歩し、人に好かれ、運がついてきたことを実証した、体験的型破り人生論。

【目次】
まえがき
第一章　なぜ、頭のいい人は失敗するのか！？
第二章　人を動かすバカの人間心理
第三章　知識のドレイになるな！
第四章　バカ大好きの日本文化
第五章　バカにつける薬、売ります
第六章　バカになると「判断力」「人望」が集まる
第七章 「小利口」よりも「大バカ」で生きる
あとがき

著　者：伊吹卓
発行所：講談社
発　行：第３刷2003年２月
頁　数：229
定　価：680円＋税

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