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「発刊によせて　筑波大学附属　　　　　小学校　田中博史」より
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本書は算数授業観改革シリーズの第4弾の著作になる。今回は、新潟の尾﨑正彦氏の著作である。全国算数授業研究会の新潟大会を企画し、牽引したその人望と子どもの声を大切にする温かい授業展開で大勢のファンを持つ授業人である。すでに単著も3冊になる全国レベルの実践家の一人だが、尾﨑氏は以前から子どものノート指導をテーマにして実践を積み重ねてきている。一斉指導の中で、子どもたち一人一人の考える場を保障するためにはノートをどのように活用していくかは、非常に大切な視点だと私も思っている。本書の中には尾﨑氏ならではのノート指導のアイデアがたくさん散りばめられており、育った子どものノートも圧巻である。表現力、言語力が話題になり、子どもの音声言語をテーマにしていく著作が多い中、「話す」よりも「書く」ことに焦点を絞った彼の提案は読みごたえがある。本書をきっかけに全国の子どもの「ノート表現力」が育つことに大いに期待したいものである。（一部抜粋）
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◆算数授業観改革シリーズ
「『書くっておもしろい！』表現力を鍛える算数授業のススメ」
田中博史（筑波大学附属小学校）　企画
尾﨑正彦　著
（略歴：新潟県内公立小学校勤務を経て、関西大学初等部教諭　全国算数授業研究会常任理事　新潟市教育委員会認定・第1期マイスター教師（算数）第6回東京理科大学「数学・授業の達人大賞」優秀賞　第41回小学館「わたしの教育記録」特選　第9回新算数教育研究会「教育研究賞」奨励賞教育奨励賞文部科学大臣賞受賞　他）
東洋館出版社（2011年2月17日初版第１刷）

※線引きしているところが14ページありますが、読むには全く問題ないと思います。それ以外のところは、大変きれいです。
ぜひ読んでいただきたいオススメの本ですので、まだまだ活用していただければ幸いです。