ブラスロックを世の中に広めたシカゴの最盛期のアルバム3つ（Ⅱ、Ⅵ、Ⅶ）をまとめました。

Chicago Ⅳというアルバム名は存在しないのですが、カーネギーホールのライブ盤（4枚組ボックスセット）がそれに当たります（Ⅴは持っていたのですが、先に売れてしまいました）。全米アルバムチャートでシカゴⅤからシカゴⅧまで4アルバム連続で1位を獲得しています。



今年の来日公演記念として発売されたのは1972年の大阪のフェスティバルホールでのライブ録音盤で、この時代のシカゴが最高だったという証拠ではないでしょうか。



私がアナログレコードを聴いて「やっぱりいいなぁ！」と思うのは音のツヤです。デジタル録音でどれだけ音がクリアになってもアナログレコードから流れてくる音の艶には負けるように思います。

シカゴの場合はホーンセクションのアンサンブルがとても魅力的に聴こえます。



1．シカゴⅡ（邦題：シカゴと23の誓い　1970年）2枚組

2．シカゴⅥ（邦題：遥かなる亜米利加　1973年）

3．シカゴⅦ（邦題：市俄古への長い道　1974年）2枚組



ジャケットについては経年劣化は見られるものの、かなり状態はいいと思います。

レコード盤についてはについてはシカゴⅡのB面に目立つ傷がありますが、手元の再生環境では2曲目の頭の部分でプツッというノイズが2回ほど入ります。それ以外は特に問題はないと思います。



シカゴのジャケットデザインについて

Ⅵ：

American Bank Note Companyというアメリカの紙幣や株券などを印刷する会社が、その印刷技術を駆使して作成したジャケットおよびレーベル

Ⅶ：

当時ロッキー山脈に牧場を併設した活動拠点があり、そのイメージを取り入れ、紙ジャケットですが革素材にエンボス加工



Chicago Ⅱ 2枚組

CBS/Sony – SONP-50233~34　1970年　日本製



Chicago Ⅵ

CBS/Sony – SOPM 65　1973年　日本製



Chicago Ⅶ 2枚組

CBS/Sony – SOPW 1 〜 2 1974年　日本製